文香のコラム
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2020/03/26
晴耕雨読
晴耕雨読・何かに束縛されることもなく 晴れた日には田畑を耕し雨の日は家にこもって読書をすることです。俗世間を避けた生活をさすことが多い。
昔々の日本人は農耕民族だったわけで、今の私達はその頃より便利で豊かな生活をしています。
満員電車に揺られ朝から晩まで働き、帰ってきたらグッタリ…そして次の日また同じ繰り返し。
何かの本で読んだ一節
南の島の 腕の良い漁師が家族や近所の魚だけ釣って、後は子供と遊んだり、自由気ままにノンビリ暮らしているのを見た都会の営業マンが、
「銀行から借り入れをして、もっとデカい船を購入して船員を雇って、魚を沢山釣って売ればお金儲けができますよ!」と提案しました。
漁師は、
「なるほど…でお金を儲けたら何をするんだ」 と問いかけました。
営業マンは、
「お金を沢山稼いだら、後は悠々自適でのんびりと家族と過ごしたり、自由な生活ができるのです。」
と答えました。すると漁師が答えます。
「じゃあ今の暮らしと何が違うんだい?」
そうですよね…漁師は今のままで幸せなのです。
晴耕雨読は人生のお手本なのかもしれません。
資本主義の社会では お金持ちが偉くて お金を稼ぐことばかり優先して 心が疲弊している人をみかけます。
人間は何のために自分の時間を削り
会社に行って、お金を稼いでいるのか?
私は家で書を書くノンビリと集中した時間が大好きであります。