文香のコラム

2020/07/27

弘法筆を選ばず

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新しい筆を購入致しました!

展覧会用の

大作を書くための大筆でございます。

 

空海は、平安時代初期の僧。弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖である。

 

弘法大師は日本の書の名人とされる『三筆』の一人です。(三筆=弘法大師・嵯峨天皇・橘逸勢)弘法大師は、遣唐使として唐へ渡り仏教や書道を学んできました。

弘法筆を選ばずの意は

  1. 弘法大師のように 書に優れている者なら筆の善し悪しは関係ない。
  2. 技量が優れていれば道具に左右されない。

だけど実際には

「狸毛筆奉献表」(りもうひつほうけんひょう) では、空海が嵯峨天皇にたいして筆四本を献上したと書かれています。

「狸毛筆奉献表」と題した下に細字で

真書・行書・草書・写書と付記され、

楷書用・行書用・草書用・写経用として分けられ献上されています。

空海自身が筆の作り方を清川という人に指導して作らせていたことからも、空海が筆について深い関心を持っていたかがわかります。 

筆には太さ、毛の質や量や長さなど沢山の選ぶ基準や好みもあります。

沢山ある筆の中から自分にあった筆を見つけることも楽しみであります。これも御縁です。

早く使ってみたいものです。

 

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